比嘉一貴 初のオーガスタで練習R、6番パー3ではベタピン!「来年の出場権を得られる順位に入れれば」

2023年04月04日 08:13

ゴルフ

比嘉一貴 初のオーガスタで練習R、6番パー3ではベタピン!「来年の出場権を得られる順位に入れれば」
練習場で談笑する比嘉一貴と松山英樹 Photo By スポニチ
 男子ゴルフの今季メジャー初戦となるマスターズは6日から4日間、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開催される。昨季日本ツアー賞金王で特別招待の比嘉一貴(27=フリー)は初出場の夢舞台で「来季の出場権(12位以内)」を目標に掲げる。3日は前半9ホールを練習ラウンドし、グリーン周りを中心に入念にチェックした。
 「テレビより難しいです(笑い)。ティーショットからトータル的に1つでも調子落とすと1ショットですぐボギー、ダボになる。神経を使って打たないと。きついっす」と苦笑した。

 特に時間をかけたのがグリーン周り。それでも「時間が足りないっす」。初出場の比嘉にとっては練習ラウンドも初めて。時間の配分も手探りで「もっとやっていいのか、やったら駄目なのか、分からなくて。怒られたら嫌だなとちょっと巻きで…。明日、松山さんと回るのでそこでじっくりできたらいいなと」と話した。

 パトロンを沸かせる見せ場も作った。6番パー3では左端に切られたピン横30センチにつけるスーパーショットで喝采を浴びた。「センターを狙ったら勝手に傾斜で寄っていったらしく何で真ん中に打ったのに拍手もらえるんだろ?と思ったらそういうことになってて。ちょうどおにぎり食べるのに必死で見てなかったんです(笑い)。あれが本番なら何倍も大きな歓声になるって考えたらすごく、いい瞬間でした」。

 4日には、21年大会覇者で先輩の松山英樹と共に練習ラウンドする予定。事前にマスターズ対策のアドバイスも受けてきた。まず大前提として練習ラウンドと本番ではフェアウエー、グリーンとも仕上がりが変わる。「あまり練習ラウンドで“これがマスターズ”って思わない方がいいよ」。もう1つが「残り170ヤード前後の2打目、打ち上げに対して左足下がりからのショットが求められるから練習した方がいいよ」という点。比嘉は頭にたたき込んで来た。

 憧れのマスターズ。オーガスタ・ナショナルGCに入った瞬間から「ドキドキしちゃって。その時点でまだ観光気分になっちゃっているのかと思うと引き締めないと。特別招待で呼んで頂いて本当にラッキーだなと思いますし、来年の出場権を得られる順位(12位以内)に入れればまたそれもつながると思う」と意気込んだ。

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