【札幌巡業】八角理事長が5年ぶりの巡業視察 同郷の“道産子”北青鵬にアドバイスも

2023年08月13日 17:58

相撲

【札幌巡業】八角理事長が5年ぶりの巡業視察 同郷の“道産子”北青鵬にアドバイスも
明生(左)と申し合い稽古を行った北青鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が13日、札幌市東区の「つどーむ」で行われた。
 八角理事長(元横綱・北勝海)がこの日、関取衆の稽古を土俵下で見守った。巡業の視察に訪れるのは、18年8月の帯広場所以来5年ぶり。理事長自身が北海道(広尾町)出身ということもあり、地元の相撲人気の高さに「(チケット)完売はありがたい」と感謝した。

 北海道で行われる巡業は、12日の函館に始まり、この日の札幌、14日の旭川、15日の恵庭と続く。「東北や特に北海道の人は飛行機に乗らないとなかなか国技館には来られないので、巡業は大切ですね。土俵一つあればどこへでも行けるというのは、相撲協会の強みでもありますから」。本場所の開催地(東京、大阪、愛知、福岡)から遠い地域に住む多くの相撲ファンのためにも、地方行脚していく巡業の意義を改めて実感した。

 三役以上の“道産子力士”は、八角理事長(北勝海)の後は93年初場所で新小結昇進を果たした大翔鳳以降は誕生していない。地元凱旋でこの日多くの歓声を浴びた札幌市出身の幕内・北青鵬(21=宮城野部屋)に大きな期待がかかる。「みんなにも言えることだけど、もっともっとがむしゃらに」とより一層の奮起を促した。そして「突っ張りを覚えた方が良い。突っ張って攻めながらまわしを取れば余計に体が生きますから」とアドバイスを送った。

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