男子日本代表・渡辺 格の違い見せた17点!開始わずか12秒で3P アンゴラと練習試合で3勝1敗

2023年08月13日 05:30

バスケット

男子日本代表・渡辺 格の違い見せた17点!開始わずか12秒で3P アンゴラと練習試合で3勝1敗
練習する渡辺雄太 Photo By スポニチ
 バスケットボール男子W杯(25日開幕、日本など3カ国共催)を控える日本代表(世界ランク36位)が12日、都内でアンゴラ(同41位)と10分の練習試合を4回実施し、3勝1敗で勝ち越した。NBA規定により7月下旬にチームに合流した渡辺雄太(28=サンズ)が昨年7月のアジア杯以来、約1年ぶりに日本代表の対外試合に出場。1~3試合目に先発し、約21分出場でチーム最多17得点を挙げるなど格の違いを示した。
 異次元だった。渡辺は開始わずか12秒に、左サイドから3点シュートを決めた。中盤にも外からシュートを沈め、ブロックショット、リバウンドとインサイドでも存在感を発揮。3試合目終盤には、左手一本でダンクを叩き込んだ。計約21分の出場で、チーム最多17得点を挙げ「どこまでやれるか確認したかった。順調に仕上がっている。まだ100%にはほど遠いが、計画通り」と手応えを口にした。

 NBA規定でW杯の4週間前からしか代表活動に参加できず、チーム合流は7月下旬。調整不足で8月2、4日のニュージーランド戦は出場を見送った。この試合が合流後の初戦。昨季NBA最終戦となった4月15日の76ers戦以来、約4カ月ぶりの実戦だったが、ホーバス監督からは「彼がいるとうれしい。リバウンドも取れるし、オフェンスも上手にできる」と絶賛された。

 W杯開幕まで約2週間。アンゴラ、フランス、スロベニアとの強化試合を経て、本番会場の沖縄に乗り込む。渡辺は19年W杯、21年東京五輪と出場した世界大会は8戦全敗。今回も惨敗なら代表を引退する覚悟で「あと2週間かけてコンディションを上げていきたい」と力を込めた。


 ≪アクシデント多発…渡辺飛&富樫が負傷≫ 渡辺飛がアクシデントに見舞われた。3試合目の開始約3分、ジャンプ中に相手と接触。バランスを崩して着地の際に右肩を負傷した。そのまま退場して治療に専念。富樫も3試合目の終盤に相手との接触で太腿付近を打撲した。この日は右股関節痛を抱えるホーキンソン、コンディション不良の井上が欠場。ホーバス監督は「試合は悪くなかったが、ケガが残念」と厳しい表情を浮かべた。

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