北島康介氏「水泳は身を守る一つの引き出し」五輪会場で水泳の日

2023年08月13日 18:13

水泳

北島康介氏「水泳は身を守る一つの引き出し」五輪会場で水泳の日
北島康介氏 Photo By スポニチ
 東京都水泳協会主催の「水泳の日」2023~TOKYO~が13日、東京アクアティクスセンターで開催された。五輪競泳女子200メートル背泳ぎ2大会連続銅メダルの中村礼子さんらオリンピアンの指導のもと4~75歳の、のべ630人が参加。競泳、飛び込み、アーティスティックスイミングなどの水泳教室やオープンウオータースイミング体験、ライフセービング体験などが行われた。
 昨年までは辰巳国際水泳場で開催しており、五輪会場の東京アクアティクスセンターを使用するのは初。五輪競泳男子平泳ぎ2大会連続2冠で東京都協会の北島康介会長は「五輪会場で開催できるのは東京都の魅力の一つ。施設をフル活用して普及、底上げにつなげたい」と語った。

 7月の世界選手権(福岡)で競泳日本代表が銅メダル2個に低迷。競泳ニッポンの全盛期を引っ張った北島会長は「競技レベルが上がっていて、選手が求められるものは高い。自分が出ていた時代とは違う」と指摘した上で「水泳は生まれてから死ぬまでできるスポーツ。強い選手をつくる、競技力を争うだけでなく、水泳と長く向き合ってもらうフィールドを作るのも僕たちの役割。水泳は(水難事故から)身を守る一つの引き出しでもある」と強調した。

おすすめテーマ

2023年08月13日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム