畑岡奈紗はホールアウト時点、暫定9位で最終日へ「6打差以内なら全員に可能性ある」

2023年08月13日 03:08

ゴルフ

畑岡奈紗はホールアウト時点、暫定9位で最終日へ「6打差以内なら全員に可能性ある」 — ＜全英女子オープン＞第3ラウンドの14番、ショットを放つ畑岡（撮影・西尾　大助） Photo By スポニチ

【米女子ゴルフツアー（ 2023年8月12日英国　ウォルトンヒースGC＝6881ヤード、パー72 ）】悲願のメジャー初制覇へ、9位から出た畑岡奈紗（24＝アビームコンサルティング）は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算4アンダーで第3ラウンドを終えた。ホールアウト時点では暫定9位につけている。

　難度の高い2番で3パットのボギーが先行するが、5番で約2・5メートルを残したタフなパーパットを沈めて波に乗る。3打目勝負となった6番パー5で最初のバーディー。8番でも長いバーディーパットを沈め、1つ伸ばして前半を折り返す。

　後半に入り、14番はティーショットを左のフェザーに入れてしまい、ボギー。それでも16番パー5では3打目を2メートルにつけてバーディーを取り返した。3日間でもっとも風が強く吹いたこの日、絶妙な距離感のパッティングで難度もピンチをしのぎながら、1つ伸ばして終えた。

　中継局WOWOWのインタビューでは「風の読みが難しいところがあったんですけどターゲットを絞ることを意識しました。ティーショットが少し不安な点があるので特に左から右の風になったときに流されないように警戒すると左に出てしまうところがあるのでしっかりインパクトでおき上がらないようにしたいです。6打差以内なら全員に可能性があるコンディションだと思うので最後まであきらめず、チャンスにつけて決めていきたい」と話した。