【札幌巡業】北青鵬の父「今度は私がついて行くようになった」大きく成長した息子の勇姿に感慨

2023年08月13日 21:59

相撲

【札幌巡業】北青鵬の父「今度は私がついて行くようになった」大きく成長した息子の勇姿に感慨
ぶつかり稽古で照ノ富士(右)の胸を借りる北青鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が13日、札幌市東区の「つどーむ」で行われ、モンゴル生まれで札幌育ちの幕内・北青鵬(21=宮城野部屋)は地元の大歓声を浴びた。
 申し合いでは幕内力士たちと9番取り、ぶつかり稽古では横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)の胸を借りた。その後は、宇良(31=木瀬部屋)と琴勝峰(23=佐渡ケ嶽部屋)とともにトークショーに出演。自身が小学生の頃に通った「札幌すもう少年団」の後輩たちからの質問に笑顔で答えて会場を盛り上げた。「普段の食事で心掛けていることは?」という質問には「サラダを最初に食べるようにしている」と健康志向の回答で笑わせた。

 この日は、北青鵬の両親と妹、弟も会場に駆けつけた。父・エンフテブシンさんは「(同地で前回巡業が開かれた)4年前にまだ高校生だった子が幕内力士として土俵入りしているのは凄くうれしい」としみじみ。

 北青鵬が小学生だった頃は、同じ会場で開催されていた巡業に何度も一緒に足を運んでいたという。「巡業が来る度に私が連れて行っていた。今度は私がついて行くようになった。今日は多くの人たちに“サインください”“写真撮ってください”と言われていて、本当に幕内力士になったんだなと改めて思いました」。約10年間で大きく成長した姿に目を細めた。「ケガさえなければもっと上を目指せる力はある」。現役最長身2メートル4の大器に育った愛息へ、大きな期待を込めた。

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