畠山健介氏、ラグビー日本代表のイタリア戦終盤に“喝”「そういう軽さがチームとしてあるのか…」

2023年09月07日 19:10

ラグビー

畠山健介氏、ラグビー日本代表のイタリア戦終盤に“喝”「そういう軽さがチームとしてあるのか…」
ラグビーW杯フランス大会の直前スペシャル企画で爆笑トークを繰り広げたサンドウィッチマンの伊達みきお(左)、富澤たけし(右)と畠山健介さん(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 スポーツニッポン新聞社の創刊75周年を記念した無料オンラインイベントが開催され、8日に開幕するラグビーW杯フランス大会の直前スペシャル企画として、日本代表応援サポーター2023を務めるサンドウィッチマンの伊達みきお(49)と富澤たけし(49)が登場。日本代表78キャップを誇る畠山健介さん(38)とともに爆笑&真剣トークを繰り広げた。
 サンドウィッチマンの2人は仙台商ラグビー部でともにプロップ、畠山さんは仙台育英でプロップと、宮城県の高校でラグビーをし、同じポジションと共通点も多い3人。「スポニチラグビーウイーク」と題し、9日までYouTube「スポニチチャンネル」で午後7時から毎日配信する「ラグビーW杯開幕直前トーク」第4回目の配信では、テストマッチを終えた時点での日本の課題や懸念材料について厳しい意見を交わす場面もあった。

 日本代表のW杯前最後のテストマッチとなった8月27日(日本時間)のイタリア戦は21―42で完敗。試合終了間際に簡単に失点を重ね本番へ不安を残した。

 畠山氏は1次リーグ4試合を戦う上で「組み合わせを見た時に、タフな時が来るんですよ。(フィジカル的にも精神的にも)きつい時が。サモア(3戦目、28日)なのかアルゼンチン(4戦目、10月8日)なのか。ここは絶対勝たなければいけない、もしくは勝ち点だったり得失点差を詰めなければいけない。そういう試合だった時に、こういうタフなシチュエーションで底力、我慢強さを発揮できるのかという目線で見た時に、イタリア戦の最後の2トライ…ポポポンと最後に取られたやつは、ちょっと気になりますよね」と厳しめのトーンで正直な思いを吐露した。

 さらに「そういう軽さがチームとしてあるのかなあ、と。きつい時に我慢できるのかなあという…そういう懸念はある。そういう目線で見ると(イタリア戦は)気になる負け方だった」と厳しい意見を続けた。

 畠山氏の話に真摯に耳を傾けていた伊達は「確かに日本の強みって最後まで走り抜くというかスタミナじゃないですか。それがね、なかなか…」と頷き、富澤も「諦めない心」が日本の最大の武器だと語った。前哨戦は決して満足できる結果ではなかった。しかし、課題や修正点が本番前にあぶり出されたともいえる。ファンの思いを代弁した3人の日本代表への熱い思いは、きっと届くはずだ。

 日本(世界ランキング14位)のW杯フランス大会1次リーグ初戦となるチリ戦(同22位)は、10日午後8時にトゥールーズで行われる。

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