サンド伊達も“なぜ?”ラグビー代表が侍ジャパンに比べ選手入れ替えが少ないワケ 畠山氏が分析

2023年09月07日 19:15

ラグビー

サンド伊達も“なぜ?”ラグビー代表が侍ジャパンに比べ選手入れ替えが少ないワケ 畠山氏が分析
ラグビーW杯フランス大会の直前スペシャル企画で爆笑トークを繰り広げたサンドウィッチマンの伊達みきお(左)、富澤たけし(右)と畠山健介さん(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 スポーツニッポン新聞社の創刊75周年を記念した無料オンラインイベントが開催され、8日に開幕するラグビーW杯フランス大会の直前スペシャル企画として、日本代表応援サポーター2023を務めるサンドウィッチマンの伊達みきお(49)と富澤たけし(49)が登場。日本代表78キャップを誇る畠山健介さん(38)とともに爆笑&真剣トークを繰り広げた。
 サンドウィッチマンの2人は仙台商ラグビー部でともにプロップ、畠山さんは仙台育英でプロップと、宮城県の高校でラグビーをし、同じポジションと共通点も多い3人。「スポニチラグビーウイーク」と題し、9日までYouTube「スポニチチャンネル」で午後7時から毎日配信する「ラグビーW杯開幕直前トーク」第4回目の配信では、日本を含めた各国のラグビー代表の中で4、5大会連続W杯出場など、他の競技に比べてメンバーの入れ替えが少なく感じる点について議論を交わした。

 2大会連続出場の畠山氏は「今は3大会4大会は当たり前になってきていますし。後輩の松島も僕を超えて3大会連続ですし。そう考えると俺少ないなみたいな」と謙遜しながら、リーチ・マイケルや堀江など長きに渡り桜のジャージーを背負って戦う選手が多いことに言及。

 すると伊達が「それって他国もですか」と疑問を投げかけた。畠山氏は「そうですよ。やっぱり(W杯や五輪に)出続けるっていうのは価値が高いですね。100キャップとか」とラグビー界の考え方について説明。

 それを聞いた伊達は「何か、独特だな~って思うんですよね、ラグビーって。野球で言うと侍ジャパン、やっぱある程度メンツ代わるじゃないですか。4年、8年、12年になると。ラグビーは意外と代わらない選手多いな、と」と改めて今年3月に日本を熱狂させた侍ジャパンを例に挙げて自身の考えを示した。

 畠山氏は「監督の采配にもよりますね。あとは強化にもよります。キャップ数だったり経験値がものをいう(ベテラン勢には)引き出しがあるんで。だからバランスですね。ベテランばっかりだと…言い方は失礼ですけど、テンポの遅いスローなラグビーになっちゃうし。じゃあ若手ばっかりだと、テンポは速いけど、引き出しなくて修正だったりとかが知恵が必要になってきたりするんで。若手とベテランのバランスって結構重要ですよ」と元代表選手だからこそ見える視点でラグビー代表の構成について分析した。

 また、決してラグビー界に有望な若手が出現してこないわけではないとしながらも、代表メンバーの入れ替えはW杯後に行われることが多く、前回2019年後に世界を襲った新型コロナウイルスの影響で「そういうタイミングを逃した。そこをうまく切り替えられずに…ということは正直あったと思う」と“コロナの3年”の影響はあるとした。

 それ以外にも議論は白熱。富澤と伊達が、テストマッチでノックオンが多く、ハンドリングについて「あまり見たことなかった」点について畠山氏に意見を求めたり、一発レッドのハイタックルについても言及するなど見どころ満載の動画となった。

 日本(世界ランキング14位)のW杯フランス大会1次リーグ初戦となるチリ戦(同22位)は、10日午後8時にトゥールーズで行われる。

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