十両・輝鵬が出稽古で12番 日体大出身新十両トリオとの対戦心待ち「学生相撲に戻った気分」

2023年09月07日 19:38

相撲

十両・輝鵬が出稽古で12番 日体大出身新十両トリオとの対戦心待ち「学生相撲に戻った気分」
時津風部屋で正代(左)と申し合い稽古を行う輝鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の十両・輝鵬(24=宮城野部屋)が7日、東京都墨田区の時津風部屋に出向いて12番の申し合い稽古を行った。
 同じく出稽古に訪れた大関・霧島(27=陸奥部屋)や関脇・大栄翔(29=追手風部屋)らの胸を借りた。同郷で熊本県宇土市出身の大先輩である幕内・正代(31=時津風部屋)には、中に入って土俵際まで追い詰めるなど善戦。幕内上位の実力者たちを相手に内容の濃い稽古を重ねた。

 大勢の関取衆が集う部屋への出稽古は、この日が自身初。「筋力ではなく体の芯の強さが全然違う。体の厚み、出足の力強さも違う」と役力士の強さを肌で感じた。身長1メートル67、体重115キロの関取最小兵は「幕内にはもう一段階違う体の大きさがある。もっと筋骨隆々の体になりたい」と今後の課題を口にした。

 新十両だった名古屋場所は7勝5敗3休で負け越したが、番付は据え置きの東十両13枚目。近い位置には朝紅龍(24=高砂部屋)、高橋(24=二所ノ関部屋)、大の里(23=二所ノ関部屋)の日体大出身新十両トリオが名を連ねる。日大出身の輝鵬にとって、この3人はアマチュア時代に何度も対戦してきたライバルたち。「学生相撲に戻った気分。楽しみです」と十両の土俵での対戦を心待ちにした。

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