大栄翔が3日連続の出稽古で充実12番「体戻ってきた」実戦稽古再開から約1週間で調整は順調

2023年09月07日 13:38

相撲

大栄翔が3日連続の出稽古で充実12番「体戻ってきた」実戦稽古再開から約1週間で調整は順調
時津風部屋で輝鵬(右)らと申し合い稽古を行う大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・大栄翔(29=追手風部屋)が7日、東京都墨田区の時津風部屋に出向いて計12番の申し合い稽古を行った。
 まず幕内・正代(31)、十両・時疾風(27)、宮城野部屋から出稽古に訪れた幕内・北青鵬(21)、十両・輝鵬(24)、天照鵬(21)の5人を相手に9番。最後は大関・霧島(27=陸奥部屋)から指名されて3番取った。得意の突き押しの威力は健在で、霧島に引かせて一気に攻め切る場面も。稽古を見守った宮城野親方(元横綱・白鵬)からは「自分の形になったら一番強いね」と、持ち味を発揮した時の強さを評価された。

 時津風部屋への出稽古は3日連続。その前日には部屋で幕内・高安(33=田子ノ浦部屋)と三番稽古を行った。大関を含む幕内上位陣とのレベルの高い稽古を重ね「良い稽古できてよかった」と充実感を漂わせた。

 名古屋場所中に肋骨を骨折し、夏巡業は途中まで休場。8月30日に部屋で申し合い稽古を再開し、約1週間でかなりペースを上げてきた。「ちょっと遅かったけど、再発しないためにもしっかり治してから始動した。徐々にできるようになって体も戻ってきた」と調整は順調。肋骨付近の痛みについても「大丈夫。あとは本場所行ってどれだけやれるか」と好感触だった。

 出稽古はこの日が最後で、残り2日は部屋で調整して初日へ備える予定。秋場所(10日初日、東京・両国国技館)の成績次第では大関獲り継続の可能性もあるため「もちろんそれを目指してやりたい。気合入れて頑張ります」と気持ちを高めた。

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