DAZN　ラグビーW杯開幕直前特番で元日本代表・山田と畠山氏が注目ポイントを力説！

2023年09月07日 21:02

ラグビー

　スポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」は7日、「ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会」のプレビューコンテンツ「開幕直前スペシャル」を配信。ともに元日本代表の山田章仁、畠山健介氏が今大会の見どころなどを熱く語った。

　まずは日本代表の注目選手が紹介された。畠山氏がすぐに名前を挙げたのが3大会連続出場のPR稲垣啓太と4大会連続出場のHO堀江翔太。続いてNo8姫野和樹に対し「彼が前に出られるかどうかがすごい需要になる。責任はキャプテンという肩書以上に重大」と期待を寄せた。

　バックスについて山田は自身と同ポジションのウイング4人に「みんなボールをキープできる力がある。ウイングは実はボールをキープできるかが大事。それができさえすればジェイミー（・ジョセフヘッドコーチ）が組み立ててきたラグビーを遂行できる時間が長くなる」と力説。さらにセンター陣についても「フレッシュな長田（智希）くんに張り切ってやってもらいたいし、（中村）亮土の経験とスキルとリーダーシップは重要。ディラン（・ライリー）も世界一のスピードがある」と熱く語った。
　
　また畠山氏は日本代表が1次リーグで戦う4チームの特徴などにも言及した。10日に対戦するチリについて「南米特有の勢いに乗せたらやっかいなチーム。10年前、実はU-20で対戦し、姫野選手や松田選手は出ていたが日本が負けている。ある意味リベンジの場所でもある」と語気を強めた。

　さらにイングランド戦（18日）には「（1次リーグ4試合を）一貫性のあるストーリーにするためには前半戦2試合、後半戦2試合をどう戦うかが重要。前半戦の山場イングランド戦はすごい重要になってくる」とし、サモア（29日）には「元豪州代表で人としてもリスペクトがすごいクリスチャン・リアリーファノというリーダーが入ったことで、ただでさえ強力だった個人個人が統率された集団になった。正直めちゃめちゃ怖い」と警戒。最後に対戦するアルゼンチン（10月8日）は「パワーがあってスピードがある。足技もできる。日本人が苦手とする速くて強い選手が多い」と警鐘を鳴らした。

　1次リーグを勝ち抜くためのポイントについて山田は「タックルしかない」と強調。スタジオで日本代表が磨きをかけてきたそのタックルを実演を交えて解説する場面は必見だ。

　2大会連続での決勝トーナメント進出へ、日本代表がどんな試合を見せるか期待が高まる。もちろん他の国の戦いぶりなど見どころは満載。DAZNでは世界中が熱い視線を送る同大会の全48試合のハイライト、合わせて日本戦の特別ハイライトとレビューも配信する。