【秩父巡業】北勝富士“因縁の地”でかつての宿敵とまさかの再会!?「悪夢です」その相手とは…?

2023年10月11日 18:31

相撲

【秩父巡業】北勝富士“因縁の地”でかつての宿敵とまさかの再会!?「悪夢です」その相手とは…?
トークショーに出演した(左から)北勝富士、宇良、大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の秋巡業が11日、埼玉・秩父市文化センターで行われた。 九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)での三役復帰が確実な北勝富士(31=八角部屋)はこの日は申し合いには参加せず、ぶつかり稽古で埼玉栄高の8年後輩の幕下・栃神山(22=春日野部屋)と1年先輩の十両・紫雷(31=木瀬部屋)に胸を出した。
 埼玉県所沢市出身の北勝富士は、地元出身力士として稽古後のトークショーにも登場。同学年の幕内・宇良(31=木瀬部屋)と、同じ埼玉県出身の大栄翔(29=追手風部屋)とともに、会場に訪れたファンからの質問に答えていった。

 その中で、意外な“再会”があった。観客として会場に訪れていたのは、北勝富士と同学年で元中学横綱の網谷勇志さん(31)。それに気付いた大栄翔の指示でマイクを向けられた網谷さんは「同世代に期待しているので、これからも応援させてください」と土俵上の3関取にエールを送った。

 15年前、北勝富士と網谷さんは、この秩父市文化体育センターで開催された全国高校総体で対戦していた。埼玉栄高と鳥取城北高の強豪校対決となった団体決勝トーナメント2回戦、2―2の大将戦で両者が激突。1分を超える大熱戦の末、北勝富士が押し出しで敗れた。かなり悔しい負けだったためか今でも鮮明に記憶しているようで「悪夢ですよ。秩父は良い思い出がない」と苦笑いしていた。

 かつてのライバルでもある宿敵と“因縁の地”で思いがけない再会。あの頃の激闘も、今となっては良い思い出だろう。埼玉栄高で当時チームメートだった翔猿(31=追手風部屋)や当時中学生で観戦に訪れていた大栄翔ら、近い世代の高校相撲出身者にとっても懐かしく微笑ましいやりとりだった。

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