“ビキニの美魔女”長瀬陽子 ボディービル国際大会に出発「目標はV。3位コレクターにはなりたくない」

2023年10月11日 07:40

スポーツ

“ビキニの美魔女”長瀬陽子 ボディービル国際大会に出発「目標はV。3位コレクターにはなりたくない」
アーノルドクラシック出場のためスペインへ向け出発した長瀬陽子(撮影・猪俣 健) Photo By スポニチ
 ボデービルのビキニフィットネス競技のトップ選手で、元ミセスワールド日本代表の長瀬陽子(46=ゴールドジムサウス東京)が国際大会「アーノルド・クラシック・ヨーロッパ2023」(13~15日、スペイン・マドリード)に出場する。
 日本選手団の一員として11日、東京・羽田空港から日本代表のジャージー姿でスペインに向かった長瀬は、本紙の取材に「目標は優勝です」と意気込んでみせた。

 2015年にミセス・ワールド世界大会に日本代表として出場。37歳から本格的なトレーニングを開始した。18年に子宮頸がんが判明し、翌19年に手術をしたが、同年のアジア選手権で準優勝、IFBB世界選手権で銅メダル獲得と、病を乗り越えて活躍を続けている。

 今月8日の各階級のトップ選手たちが体格、年齢を関係なしにオーバーオール(無差別級)で競い合う「フィットネス ジャパン グランドチャンピオンシップス 2023」のビキニフィットネス部門には、「46歳になり、最近はホットフラッシュなど更年期の悩みもあり体がシンドイ日が続きましたので、今回のグラチャンでトップ6になれなかったらビキニで若い世代と戦うのは年齢的に厳しいと思い来年からは辞退するつもりでした」という決意で臨んだ。そして、4位に食い込む大健闘を見せ「心と身体の軸を安定することに注力した」と振り返った。

 アーノルド・クラシックの後には、IFBB世界選手権(30日開幕、スペイン・サンタスザンナ)が控えている。これまでの世界舞台での最高成績は3位。それでも「いくら世界の選手が相手であっても、同世代と戦うことができるアーノルドや世界選手権の方が自信があります。今まで世界で3位を2回とってますが、3位コレクターにはなりたくない」ときっぱり。46歳の“ビキニの美魔女”には金メダルしか見えていない。

◇「アーノルド・クラシック・ヨーロッパ2023」日本選手団

【コーチ】

木下美弥子(兼通訳)、木下喜樹、鈴木詠子、山田賴一

【選手】

ボディビル・下田亮良、林勇宇、鷲巣国彦

クラシックボディビル・岸田勇輝(クラシックフィジークにも出場)、北原誠(ボディビルにも出場)、三島流平

メンズフィジーク・上松康一郎、関口貴夫、手島祐、外間博也

マスキュラーフィジーク・塚本健太

ボディフィットネス・大久保裕美、澤下美香、中井美早

ビキニフィットネス・小倉あれず、佐野愛美、関根秀子、ダンシーあずさ、長瀬陽子、松木真美、安井友梨(フィットモデルにも出場)

フィットモデル・本田有希子(ビキニフィットネスにも出場)、山下春菜

※JBBF主催選手権大会で出場権を獲得し、出場を希望した選手を派遣

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