14日に箱根駅伝予選会 「文武労働」放送大関西の燃える秋 34歳・外村「1秒を削り出したい」
2023年10月11日 11:30
駅伝
20年4月に創部。村上将悟主将(4年)や山口雄也副将(4年)らのもと、当初は関西学生駅伝(丹後駅伝)を目指して立ち上げられた。21年から2年連続で関西学生駅伝に出場していた中、箱根駅伝予選会の門戸が全国に開かれることに。以前からつながりのあった外村らが今春に入学して部員15人となり、参加への道が開けた。仕事などの都合で全員が集まって練習する機会はほぼないが、誰もが駅伝への熱い思いを持っている。
かつて日大陸上部に所属していた外村は、1度目の大学生活で予選会を含めて箱根駅伝を走ることはできなかった。卒業から11年が経過し、新たな仲間たちと臨む念願の大舞台。「本戦に出られる可能性は0・01%かもしれないけど、その気持ちを持って1秒を削り出したい」。覚悟を胸に、若い選手たちと競い合う。(西海 康平)
◇外村 翼(ほかむら・つばさ)1989年(平元)5月29日生まれ、堺市出身の34歳。父の影響で小学2年から走り始め、浜寺南中から清風高を経て日大に入学。卒業後は市民ランナーとして走り、ランニングクラブ「GRlab」の代表も務める。はとこに今夏の世界選手権マラソン12位の山下一貴(三菱重工)がいる。1万メートルの資格記録は32分43秒06。
▽放送大 千葉市に本部を置く1981年創立の私立大学。通信制の大学で、教育は放送授業、面接授業、オンライン授業という3種類の形があり、全国50カ所に学習センターが設置されている。大学には教養学部教養学科のもとで6つのコースがあり、大学卒業を目指す全科履修生だけでなく、好きな科目を選んで学ぶ選科履修生、科目履修生としても入学できる。
おすすめテーマ
2023年10月11日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
蝉川泰果 日本OP連覇へ向けて意気込み「大事な一戦…後悔ないように」予選Rはアダム・スコットと同組
-
バド山口茜、帰国後の検査で「右足長腓骨筋腱損傷」発覚 競技復帰まで「少し時間がかかります」
-
バレー石川祐希がイタリアへ出発「充実したシーズンだった」朝はTBSテレビ番組に出演
-
サーフィン松田詩野が「TOKIOインカラミ」と所属契約 平野歩夢、高木美帆らと同所属に
-
立大、「諸般の事情により」企画展「立教と箱根駅伝」の中断を発表 開催3日で決断
-
ビキニフィットネス・安井友梨 国際大会に出発「怪我はまだ治療中ですが、世界一になるためには…」と決意
-
14日に箱根駅伝予選会 皇学館大率いる「交差点伝説」の寺田監督 「ボコボコ」覚悟も成長期待
-
14日に箱根駅伝予選会 「文武労働」放送大関西の燃える秋 34歳・外村「1秒を削り出したい」
-
ビキニフィットネス・ダンシーあずさ 国際大会出発前にポージング披露「グラチャンよりさらに良い状態に」
-
“87歳の鉄人”金澤利翼 日本一決定戦「日本男子ボディビル選手権大会」最高齢出場記録を更新
-
コーヒーの“痩せる飲み方”は?実はダイエットの味方に【注意点もアリ】
-
【画像つき】さつまいもに「カビ」が!食べられるかの見分け方とは[管理栄養士監修]
-
坐骨神経痛の痛みを悪化させる「やってはいけないこと」
-
腰痛の原因になりやすい「NG習慣」とは【男女別】
-
落ち込みやすい人こそ、○○した方が良い。前向きになるための秘策とは?
-
「自分はメンタル不調に陥らない」と思う人、26.8%!その理由とは
-
筋肉痛の時“してはいけないこと”とは?よかれと思ってやる行動が逆効果に…
-
トマトジュースは体に悪い?糖尿病になる?毎日飲むならどの量がいいのか[管理栄養士監修]
-
“ビキニの美魔女”長瀬陽子 ボディービル国際大会に出発「目標はV。3位コレクターにはなりたくない」
-
ラクロス 1908年以来120年ぶり正式採用に前進 世界最速の格闘球技 日本は男女表彰台狙える
-
128年ぶり目指す クリケット 試合中にティータイムも 日本代表の中心は元プロ野球選手
-
フラッグフットボール&スカッシュが28年ロス五輪追加競技候補に 初の競技採用目指す
-
深堀圭一郎、子供たちへエールのショット 広げる震災遺児の支援の輪
-
久常涼、日本OPで凱旋「静かに頑張る」
-
体操・橋本大輝、団体金で「団結力が出た」個人総合V 世界選手権から帰国
-
車いすバスケ・鳥海がプロ転向宣言 アシックスと所属契約