フラッグフットボール&スカッシュが28年ロス五輪追加競技候補に 初の競技採用目指す

2023年10月11日 04:43

五輪

フラッグフットボール&スカッシュが28年ロス五輪追加競技候補に 初の競技採用目指す
ワールドゲームズのフラッグフットボール女子(大会組織委提供・共同) Photo By 共同
 28年ロサンゼルス五輪の大会組織委員会は9日、追加競技候補として野球・ソフトボール、フラッグフットボール、ラクロス、スカッシュ、クリケットの5競技を国際オリンピック委員会(IOC)に提案したと発表した。
 4面を壁で囲まれたコートでボールを交互に打ち合う英国発祥のスカッシュは、採用されれば初の五輪競技となる。日本スカッシュ協会は「五輪への採用が、一歩進んだことは大変喜ばしい」とコメントを出し、世界スカッシュ連盟も「スカッシュの歴史において重要であり、興奮すべき節目だ」と談話を出した。約185カ国・地域で親しまれ、競技人口は約2000万人。日本協会によると、日本では300近いコートで約30万人が楽しむ。

追加競技候補に挙がったフラッグフットボール日本協会の奥村拓朗事務局次長は「まだ正式決定ではないが、期待感を持っている」と手応えを口にした。同協会では選手派遣を担当する日本アメリカンフットボール協会とともに、20年から追加採用に向けたプロジェクトを推進。21年からは2団体がそれぞれ主催してきた国内大会を統合するなど、普及にも力を入れてきた。代表選考などはアメフト協会が主体となるが、「今後も連携していきたい」と話した。

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