霧島「最初のチャンス。一発でつかまえたい」綱取りに挑む初場所へ決意表明 東京場所初V狙う

2023年12月25日 15:12

相撲

霧島「最初のチャンス。一発でつかまえたい」綱取りに挑む初場所へ決意表明 東京場所初V狙う
綱獲りに挑む初場所へ向け、会見を行う霧島(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。九州場所で2度目の優勝を果たした大関・霧島(27=陸奥部屋)が両国国技館内で会見を行った。
 初めて挑む綱取り場所へ「入った時からの目標だったので、一番近くに来たなと思っている」と気持ちを高めた。春場所で新横綱となれば、来年4月に師匠の陸奥親方(元大関・霧島)の定年前に横綱土俵入りを見せることができる。「最初のチャンス。一発でつかまえたい」。勝負の場所へ向け、力強く決意表明した。

 九州場所前は、直前の週に6日連続の出稽古で1日40番以上取ることもあった。冬巡業の期間は体調不良もあって満足いく稽古が積めなかったが、ここから出稽古などでペースを上げていく予定。「いつも通りケガしないように、稽古場でも一つ大関の力を見せてやっていきたい」。稽古熱心な大関は、自身の所属する時津風一門以外の連合稽古に参加することも示唆した。

 過去2度の優勝は春場所と九州場所で、東京場所での優勝はまだ一度もない。陸奥部屋は全44部屋の中で最も両国国技館から近くに位置しており「地方行って東京に帰ってきたら地元に帰ってきたみたいになる。東京で優勝したいという気持ちはあります」と“第二の故郷”での優勝を誓った。

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