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珍名力士「白熊」が心境語る　「気に入っています。熊は子供にも覚えやすく親しみやすい」

2023年12月25日 20:11

相撲

珍名力士「白熊」が心境語る　「気に入っています。熊は子供にも覚えやすく親しみやすい」
新しい明け荷が届き、笑顔の十両・白熊（二所ノ関親方提供） Photo By 提供写真
　しこ名を本名の「高橋」から改めた大相撲の十両・白熊（しろくま、二所ノ関部屋）が25日、取材に応じ「しこ名はとても気にいっています」と感想を述べた。九州場所千秋楽に師匠の二所ノ関親方（元横綱・稀勢の里）から改名の話があったという。師匠によると、新入幕や三役昇進などの節目に変えるプランだったが「年も変わるし、心機一転の気持ちの意味もあります」と白熊は明かす。
　しこ名は、元大関・北天佑の愛称「北海の白熊」にも由来する。「（北天佑は）同じ右四つですし師匠から目指すように指導を受け、ビデオも良く見ている」。この日、大の里の新入幕会見に同席した師匠は改名の話を振られると目を輝かせ「いいですか？（大の里が話題を）持ってかれないですか」とノリノリで応対。「誰が聞いても“えっ”って思うインパクトのあるしこ名。老若男女に愛される。そういう顔立ちもしていますから。気は優しくて力持ち、昔のお相撲さんのようになってほしいと思います。白熊も狩りする時には、体の使い方やパワーの出し方がものすごい。かわいさもありながら実は凶暴な面もある。土俵の上で暴れてほしい意味を込めた」と明かした。

　既にネットやSNSで大きな反響を呼んで、知名度もアップした。高橋改め白熊は「子供から愛されるのが自分の目指す姿。熊は子供にも覚えやすく親しみがあると思う。いいしこ名だと思います」と愛されキャラ就任に意欲的だった。

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