LA育ちのサーフィン五十嵐カノア 大谷&山本のドジャース入りを歓迎「モチベーションになる」

2023年12月25日 16:22

サーフィン

LA育ちのサーフィン五十嵐カノア 大谷&山本のドジャース入りを歓迎「モチベーションになる」
<五十嵐カノア取材会>質問に答える五十嵐カノア(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 サーフィンの東京五輪銀メダリストで、来年のパリ五輪代表にも条件付きで内定している五十嵐カノア(木下グループ)が25日、東京都新宿区にある所属先の木下グループ本社を訪問。米ロサンゼルス近郊で生まれ育った“LAネイティブ”として、大リーグ・ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平投手、山本由伸投手を歓迎した。
 米ハワイで行っていた年内最後のトレーニングを終え、先週帰国した五十嵐は、第一声で「まずはメリークリスマス。クリスマスなのに、みんな働いている」と会場に詰めかけた報道陣にあいさつ。フランス領ポリネシアのタヒチ島で行われる来年のパリ五輪に向けて、「今年は凄く勉強になる1年だった。学んだこともたくさんあり、来年の準備はできているので、楽しみにしている」と抱負を述べた。

 日本人の両親の下で、米カリフォルニア州ハンティントンビーチで生まれ育った五十嵐。全米屈指のサーフタウンであり、大都市ロサンゼルスのベッドタウンでもある故郷は、いま日本人アスリートが席巻していると言って過言ではない。大谷、山本の移籍が決まったほか、NBAのレーカースでは八村塁が活躍。スケートボード・ストリートの東京五輪金メダリスト、堀米雄斗(MIXI)も居を構えており、日本中から熱視線が注がれている。

 LAの“先輩”でもある五十嵐は「こんなに日本のトップアスリートが集まることはうれしい。大谷選手はニュースになって、八村選手もレーカースで頑張っていて、毎年レベルアップしている。自分のモチベーションにもなる」と刺激を受けている様子。22年には当時大谷が所属していたエンゼルスの本拠地で始球式を行っているが、「子供の時からドジャース、レーカースのスタジアムに行っている」と実は伝統球団のファンだったことも告白。「(2人の)試合を見に行けるチャンスがあるのはうれしい」と歓迎した。

 会見では同日、木下グループの所属が発表された男子テニスの望月慎太郎との対談も行った。五輪はまだ未経験の望月から「五輪は(他の大会と比べて)何が違うのか」と質問を受けると、「五輪の持つオーラを知らなかった。(東京五輪は)一つの試合だと思っていたが、甘く見ていた。アスリートならば、その経験は一度はしてほしい」とアドバイスとともにエールを送った。

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