【初場所番付発表】十両・高橋が「白熊」に改名 珍名力士誕生 二所ノ関親方「子供にも愛されるように」

2023年12月25日 06:00

相撲

【初場所番付発表】十両・高橋が「白熊」に改名 珍名力士誕生 二所ノ関親方「子供にも愛されるように」
白熊 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、十両・高橋(24=二所ノ関部屋)が「白熊(しろくま)」に改名した。
 師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)によると、命名にあたって、初めて会った時に高橋の筋骨隆々で肌が色白な体を白熊のようだと表現したことを思い出したという。さらに元大関・北天佑のような相撲を取るようにと指導していることもあり「北天佑さんのニックネームは“北海の白熊”。高橋の四股名も白熊に決まりました」と師匠は説明した。

 当初は新入幕を果たした際に改名する予定だったが「年も変わるので、このタイミングで。2024年に心機一転、大きく羽ばたく意味もあります」と師匠。続けて「熊が入るのは珍しいですし、最初はびっくりしてたじろぐようなしこ名ですが、しこ名で愛されるような力士を目指してほしい。子供にも愛されるように精進してほしい」と期待をこめた。

 高橋改め白熊は日体大卒業後の昨年夏場所で初土俵を踏んだ。序ノ口デビューの翌名古屋場所から9場所連続で勝ち越しを決め、初場所は西十両6枚目に昇進した。

また、二所ノ関部屋からは幕下以下の2人も改名。西幕下29枚目の花房が「花の海」に、東三段目27枚目の林虎(りんこ)は「麟虎(りんこ)」にしこ名を改めた。

 動物の名がそのままつけられた珍名力士の誕生。なお、宮城野部屋には西序二段50枚目の「黒熊(くろかげ)」という力士もおり、黒熊が番付を上げていけば「白熊VS黒熊」という対戦が実現するかもしれない。

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