【高校ラグビー】流通経大柏の日本代表候補SH三田村 元サッカー少年がドリブルからトライ

2024年01月01日 12:36

ラグビー

【高校ラグビー】流通経大柏の日本代表候補SH三田村 元サッカー少年がドリブルからトライ
<天理・流通経大柏>勝利を喜ぶ流通経大柏フィフティーン(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会3回戦   流通経大柏15―12天理 ( 2024年1月1日    花園ラグビー場 )】 ノーシード同士の対決となった流通経大柏(千葉)―天理(奈良)は、流通経大柏が15―12で勝利し、3大会ぶりとなる8強入りを決めた。
 前半13分、自陣で相手のミスを突いた日本代表候補SH三田村喜斗(よしと、3年)が足でボールを運ぶ。2度のキックから最後は足でボールをすくい上げ、約60メートルを走りきって先制トライを挙げた。

 強風の中、三田村は後半にコンバージョンキックとPGを1本ずつ成功。計15得点のうち10得点をマークし、ベスト8進出に貢献した。

 「自分たちは試合の入りから、絶対に守りに入らず、攻めの姿勢でやり続けようと思っていた」

 幼稚園の年中からラグビーを始めた一方で、平行して小学校の6年間はサッカーのクラブにも入った。理由は「ラグビーでキックを使うから」。平日はサッカー、土日はラグビーで自身の基礎をつくった。

 この日は巧みなドリブルからトライ。サッカー経験が生きたかを問われると「たまたまです」と笑った。それでも、敵陣40メートル以内は三田村のショット圏内としてチームで意思統一されており、今後も足技をチームに還元していく。 

おすすめテーマ

2024年01月01日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム