【高校ラグビー】中部大春日丘・高校日本代表候補の浜浦が攻守で躍動 父はJ1磐田の社長

2024年01月01日 13:55

ラグビー

【高校ラグビー】中部大春日丘・高校日本代表候補の浜浦が攻守で躍動 父はJ1磐田の社長
<中部大春日丘・国学院栃木>後半、ボールを持って駆け上がる中部大春日丘・浜浦(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会3回戦   中部大春日丘24―19国学院栃木 ( 2024年1月1日    花園ラグビー場 )】 中部大春日丘(愛知)が24―19で国学院栃木(栃木)を下し、3大会ぶり2度目の8強入りを決めた。
 14―14で迎えた後半15分、敵陣深くでモールを組むと、日本代表候補No・8浜浦幸太郎(3年)が巧みに左に持ち出してトライ。キックも決まり、PGも成功させて10点差とした。終盤にトライを許し、さらに連続攻撃を受けたが、最後は浜浦とフランカー福田大和主将(3年)がジャッカルを決めて5点差で逃げ切った。

 「めちゃくちゃうれしいです。相手は1人1人のレベルが高くて、いつもより前に出るのが難しかったけど。そこで自分たちも前に出る強い気持ちを持って戦いました」

 そう浜浦は笑顔で振り返った。父の幸光さんはヤマハのフッカーとして活躍した元ラガーで、現在はJ1に昇格した磐田で社長を務める。幼稚園の年長からヤマハのラグビースクールに通い始めた幸太郎にとって、父は憧れであり、尊敬できる存在。この日も応援に来てくれており、試合のたびにアドバイスをくれるという。

 「ラグビー面もそうだし、いろんなことを聞けるので、尊敬しています。(大会前に掛けられた言葉は)緊張して100%の力を発揮できないかもしれないけど、上級生として周りにも声を掛けてあげて、と。自信を持ってプレーして、とも言われました」

 Bシードの中部大春日丘は、これが初戦。2回戦では高松北(香川)と対戦予定だったが、登録選手が15人に満たなくなった高松北の棄権により行われなかった。難しい状況の中で勝ち上がり、次は同校初の4強入りを懸けた戦いに臨む。

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