照ノ富士 3場所連続休場明けで貫録の白星 綱獲りに挑む霧島も白星発進

2024年01月14日 17:56

相撲

照ノ富士 3場所連続休場明けで貫録の白星 綱獲りに挑む霧島も白星発進
宇良(左)を押し出しで下す照ノ富士(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所初日 ( 2024年1月14日    東京・両国国技館 )】 大相撲初場所は14日、東京・両国国技館で初日の取組を行った。
 先腰のケガなどの影響で3場所連続休場していた横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が復帰した。初日の相手は動きの速い“くせ者”新小結・宇良(31=木瀬部屋)。立ち合いから中に入った宇良の右腕をきめて“強引に”振り回すと、最後は宇良がよろけて思わず土俵を割った。照ノ富士は貫禄を見せつけて復帰戦白星となった。

 大関陣も、初日から興味深い対戦が組まれた。貴景勝(27=常盤山部屋)は翠富士(27=伊勢ケ浜部屋)との同学年対決。翠富士が左に変わったが、落ち着いて対応して押し出した貴景勝が力の違いを見せつけた。

 綱獲りに挑む霧島(27=陸奥部屋)は東前頭筆頭の若元春(30=荒汐部屋)と対戦。若元春は6場所守り続けた三役の座を明け渡したが、次期大関候補としての実力は十分。霧島にとっては綱獲り場所の大事な初日で難敵を迎え撃つこととなったが、引き落としで好スタートを切った。

 豊昇龍(24=立浪部屋)は、先場所初対戦で敗れた熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)に寄り切ってリベンジ。2場所連続優勝争いに絡む活躍で11勝を挙げ、初めての上位陣総当たりに挑んだ熱海富士は黒星発進となった。

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