十両・白熊“初陣”飾れず黒星発進。「熊らしい思い切った相撲を」と巻き返し誓う

2024年01月14日 16:16

相撲

十両・白熊“初陣”飾れず黒星発進。「熊らしい思い切った相撲を」と巻き返し誓う
<大相撲初場所初日>白熊(手前)は時疾風に上手出し投げで敗れる(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所初日 ( 2024年1月14日    両国国技館 )】 今場所から、しこ名を本名の高橋から改名した西十両6枚目の白熊(24=二所ノ関部屋)は時疾風に上手出し投げで敗れた。左を差し込んで捕まえたが、右四つに組めずに相手の早い動きに翻弄(ほんろう)され投げ捨てられた。
 土俵に倒れた際に顔面を打って鼻から出血。支度部屋では「大丈夫です」と話すと「左を差して安定してしまった。最後の攻め急いだ」と反省の言葉を並べた。

 場所前から珍名で話題沸騰の24歳。土俵入りでは「しろくま~」のかけ声を浴びた。「予想以上に呼ばれてビックリ。呼ばれた時はあれっと思った。まだ高橋が抜けてないのかな」と苦笑い。マス席には手製の「白熊」ボードも登場し「有り難いです」。

 残念ながら黒星発進となったが「これから全部白星にするように頑張りたい。熊らしい思い切った相撲を取りたい」と切り替えていた。

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