ドルーリー朱瑛里 2区で区間5位も貴重な経験「少しでも近づけるように」田中希実らトップ選手から刺激

2024年01月14日 16:59

駅伝

ドルーリー朱瑛里 2区で区間5位も貴重な経験「少しでも近づけるように」田中希実らトップ選手から刺激
<都道府県対抗女子駅伝>2区をスタートするドルーリー朱瑛里(中央)(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【全国都道府県対抗女子駅伝 ( 2024年1月14日    たけびしスタジアム京都発着の9区間42・195キロ )】 岡山のドルーリー朱瑛里(津山高1年)は2区を走り、8人抜きで12分47秒の区間5位だった。憧れの存在であり「ずっと目標にしてきた選手」と語る兵庫の田中希実(ニューバランス)と同区間を走った。
 27位から19位まで順位を上げたものの、「もっといい順位で次の区間にタスキを渡したかったけど、そういう走りをできなかったのは悔しい。もっといい走りができたら良かったけど、それができなかった点は自分の中の課題です。中盤がタイムが落ちてしまった。どんな状況でも最大限の力を発揮するのが大事」と振り返った。

 鶴山中3年として臨んだ前回大会で3区(3キロ)の区間新記録(9分2秒)をマークし、17人抜きという快走で話題を呼んだ。飛躍的に注目度が増したことから思い悩むこともあったが、地元の津山高に進学し、周囲のサポートもあって陸上に打ち込んできた。

 「身近な人や岡山の陸上関係者が競技に集中できる環境をつくってくれた。(練習は)スピードとスタミナの強化に力を入れてやっていて、同じ練習でも、凄く質の高い練習ができるようになってきた」

 顧問と相談しながら練習メニューをこなし、8月の全国高校総体は1500メートルで3位。順調に力を伸ばし、都道府県対抗女子駅伝に帰ってきた。

 憧れの田中とは36秒差をつけられたが、実業団や大学の選手も走る区間で貴重な経験を積んだ。「トップの選手が走る選手は格好良いし、私も憧れる。そういった選手に少しでも近づけるようになりたい。トップ選手は自分の走りだけじゃなく、他の選手への気配りだったり、他の選手のことも考えていた。自分も見習いたい」と話していた。

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