【バスケットボール】馬瓜エブリン最多21得点「チームの起爆剤に」女子日本代表紅白戦

2024年01月14日 18:29

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【バスケットボール】馬瓜エブリン最多21得点「チームの起爆剤に」女子日本代表紅白戦
紅白戦で21得点を挙げた馬瓜エブリン(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 パリ五輪世界最終予選(2月8日開幕、ハンガリー)に出場するバスケットボール女子日本代表候補が14日、群馬・高崎アリーナで公開紅白戦と壮行会を行った。紅白戦は一般に公開され、8分×4クオーター制で行われ、白組が72―63で黒組に勝った。
 恩塚亨監督(44)就任後、初めて招集された馬瓜エブリン(28=デンソー)は3点シュートを3本成功させるなど最多の21得点を挙げて存在感をアピール。白組の勝利に貢献した。

 終了後は「シュートを打ち切るというのは恩塚監督に言われていた。その部分はしっかりやれたので良かった」と充実感をにじませた一方で「ディフェンスに関しては、身長が大きい方ではないので、海外の選手とやった時にどう守るのかをもっと突き詰めたい」と課題も挙げた。

 銀メダルを獲得した東京五輪の翌年22年に代表を辞退。所属チームとも契約を結ばず休養宣言。1年間バスケットボールから離れて3×3の大会を立ち上げたるなど様々なことに挑戦。昨年6月にデンソー加入を発表し今季から復帰した。

 年齢と経験を重ねたエブリンは「今までの代表では、自分は年下で先輩について行く感じだった。リーグでの実績も年齢も重ねてみんなを引っ張って行けるようにチームの起爆剤になれるようにしたい」とリーダーとしての自覚を口にした。

 パリ五輪世界最終予選では2月8日にスペイン、同9日にハンガリー、同11日にカナダと対戦。4カ国中上位3カ国に五輪出場権が付与される。タフな戦いが予想される中、エブリンは貴重な戦力となりそうだ。

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