【ラグビー大学選手権決勝】帝京大・相馬監督 2季目でつくり上げた学生主体のチーム 岩出前監督も称賛

2024年01月14日 04:50

ラグビー

【ラグビー大学選手権決勝】帝京大・相馬監督 2季目でつくり上げた学生主体のチーム 岩出前監督も称賛
<帝京大・明大>胴上げされる帝京大・相馬監督(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 前人未到の9連覇と、その後の4大会ぶり復活Vを成し遂げた岩出雅之前監督(65)からバトンを引き継いで2季目。3連覇を達成した帝京大・相馬朋和監督(46)は「いつもと違うプレッシャーを受けながらも、やってきたことを信じて一秒一秒積み重ねる選手の姿を、誇らしく、楽しく見せてもらった」と賛辞を贈った。
 昨年度は頻繁にグラウンドを訪れた岩出氏が、今年度は「ほとんど行かなかった」と振り返るように、相馬監督にとっては本格的に自立する一年だった。江良には「チームを引っ張る時、完璧を求めすぎてないか?いい雰囲気で練習ができていても、求めすぎて悪くなる」と説き、全体を見渡すように助言。決勝前日の最終ミーティングは「もう話すことはない」と顔を出さず。学生主導のチームをつくり上げたことが異例尽くしの決勝で勝ちきる原動力となった。

 試合を隣で見守った岩出前監督も「去年以上に、いいバトンタッチができたと感じた。素晴らしい指導者に、また一歩近づいたと思う」と愛弟子の“若葉マーク”を外した。

おすすめテーマ

2024年01月14日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム