自己最高位・前頭筆頭の熱海富士は黒星発進 横綱土俵入りで太刀持ち「緊張感が全然違います」

2024年01月14日 20:33

相撲

自己最高位・前頭筆頭の熱海富士は黒星発進 横綱土俵入りで太刀持ち「緊張感が全然違います」
<大相撲初場所・初日>豊昇龍(左)に寄り切りで敗れる熱海富士(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所初日 ( 2024年1月14日    東京・両国国技館 )】 西前頭筆頭の熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)は大関・豊昇龍(24=立浪部屋)に敗れて黒星発進となった。
 
 立ち合いすぐに得意の左上手を引いたがもろ差しを許し、体を生かして前に出ていくところを右下手投げで体を入れ替えられて土俵を割った。豊昇龍は投げを打つと同時に左手で熱海富士の右膝を押さえており、大関の技術を見せつける内容に。熱海富士は「ダメっすね。負けたんで…」と悔しがった。

 この日、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)の土俵入りで太刀持ちを務めた。これまで巡業や花相撲などでは何度か経験しているが、本場所の土俵では初めて。昨年秋場所、九州場所と横綱不在の間に2場所連続11勝の大活躍で一気に前頭筆頭まで番付を上げてきた21歳は「やっぱり緊張感が全然違います」と独特の雰囲気を味わった。

 十両だった昨年名古屋場所以来3場所ぶりの黒星発進。今場所は自身初の上位総当たりで、あす2日目は大関・貴景勝(27=常盤山部屋)と対戦する。2日連続の大関戦へ向け「明日から頑張ります」と切り替えを誓った。

おすすめテーマ

2024年01月14日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム