元十両・藤青雲が231日ぶり白星「とりあえず安心」左膝手術から半年…三段目で再出発

2024年01月14日 13:24

相撲

元十両・藤青雲が231日ぶり白星「とりあえず安心」左膝手術から半年…三段目で再出発
<大相撲初場所・初日>剛士丸(左)を押し出しで下す藤青雲(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所初日 ( 2024年1月14日    東京・両国国技館 )】 西三段目26枚目の藤青雲(26=藤島部屋)が剛士丸(27=武蔵川部屋)を下し、昨年夏場所以来231日ぶりの復帰の土俵を白星で飾った。
 立ち合いから右をのぞかせて下から起こして一気に前に出て押し出し。力の違いを示す完勝に「とりあえず1番勝って安心しました」と胸をなで下ろした。

 昨年夏場所で新十両昇進を果たして見事に勝ち越し。翌名古屋場所では東十両6枚目まで番付を上げたが、6月の稽古中に左膝前十字靱帯断裂の大ケガを負った。7月6日に手術し、その後は熊本の実家に帰って約3カ月間リハビリ生活。福岡にあるジムと病院へ通うため、ほぼ毎日新幹線に乗って往復した。

 実戦稽古の再開は昨年12月。現在は幕下力士らを相手に約20番取れるほどに回復した。3場所連続全休で番付は一気に三段目まで降下。それでも久々の本場所は「土俵の高さとか稽古場と全然違うのでめちゃくちゃ緊張した」という。関取復帰を目指す再スタートを切り「まずはケガしないことを大前提に、一番一番集中して取りたい」と今後の抱負を述べた。

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