田中希実 2区で19人抜き!「絶対、自分のところでトップに」兵庫が一気に首位浮上 区間記録には届かず

2024年01月14日 13:02

駅伝

田中希実 2区で19人抜き!「絶対、自分のところでトップに」兵庫が一気に首位浮上 区間記録には届かず
<都道府県対抗女子駅伝>兵庫2区を走る田中希実(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【全国都道府県対抗女子駅伝 ( 2024年1月14日    たけびしスタジアム京都発着の9区間42・195キロ )】 女子1500、3000、5000メートルの日本記録保持者で東京五輪1500メートル8位入賞の田中希実(兵庫・ニューバランス)が、2区(4キロ)に登場した。
 20位でタスキを受けると、2キロ過ぎで18人を抜いて2位に浮上した。2・6キロ付近では首位の石川をとらえて19人抜きで首位に立った。小林祐梨子さんが09年大会にマークした12分7秒にはわずかに及ばない12分11秒(速報値)だった。

 「1区の子も頑張ってくれたので、その力を受けて絶対、自分のところでトップに立ちたい気持ちで走った」

 パリ五輪イヤーの“走り初め”となる今大会。「中学の時以来、いい成績を出していない。スッキリ走れたことがないからこそ、いい走りをしたい」。兵庫・小野南中で参加した14、15年は8区で区間賞を獲得したものの、その後は1区や4区を走って区間賞に届く走りを見せていない。昨年の大会は体調不良でエントリーを回避しただけに、熱い思いでタスキをつないだ。

 岡山のドルーリー朱瑛里(津山高1年)との直接対決にも注目が集まったが、肩を並べて走るシーンはなかった。

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