レスリング藤波朱理が133連勝 パリ五輪金メダル候補対決も5―0で制す 東日本大学女子リーグ戦

2024年01月14日 17:11

レスリング

レスリング藤波朱理が133連勝 パリ五輪金メダル候補対決も5―0で制す 東日本大学女子リーグ戦
<レスリング東日本大学女子リーグ戦>3勝して敢闘賞を受賞し、記念品を手に笑顔の藤波朱理(右)。隣はプレゼンターの石井和義氏 Photo By スポニチ
 【レスリング東日本大学女子リーグ戦 ( 2024年1月14日    東京・国学院高校体育館 )】 今夏のパリ五輪代表に内定している53キロ級の藤波朱理(日体大)が、22年4月の入学後、初の団体戦(3人制)に59キロ級で出場。初戦の前回王者・育英大戦では、57キロ級でパリ五輪代表に内定している桜井つぐみを5―0で破るなど3勝し、中2の夏から続く公式戦連勝を133に伸ばした。
 夢の対決が実現した。お互いに減量の必要がない59キロ級で対戦。第1ピリオドは藤波が1点を先取し、残り30秒ごろにはバックを取って2点を追加。第2ピリオドも終了間際にバックを取って2点を加算し、無失点で完勝した。チームとしては藤波の1勝のみで1―2で敗戦したが、「色々な思いがあったが、日体大に少しでも貢献したい思いがあったし、桜井さんが出るのを聞いて、絶対にパリにつながる試合になると思っていたので参加した」と話した。

 2人の公式戦での対戦は、19年7月のインーハイ53キロ級決勝以来、4年半ぶりだった。その後も代表合宿などではスパーリングをするなど手合わせを重ねており、「ディフェンスが強い先取なので、少しの隙を絶対見逃さないようにという思いで試合の臨んだ」。スパーリングとは相手の力の入り方も違ったようで、「腕の張りが全然違った」と話した。

 五輪イヤーの初実戦をこなし、今後は4月のアジア選手権(キルギス)をはさんでパリに乗り込む。毎月行われる予定の代表合宿にも参加して、同じ五輪代表勢と切磋琢磨していくつもりで、「パリでは(桜井と)2人で金メダルを獲りたいと思う」と気持ちを高めた。

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