スポーツクライミング・森 パリ五輪へ競技もバイトも勉強も全力

2024年01月14日 04:45

スポーツクライミング

スポーツクライミング・森 パリ五輪へ競技もバイトも勉強も全力
表彰式に出席した(左から)安楽、森、大政 Photo By スポニチ
 日本山岳・スポーツクライミング協会の年間表彰式が13日に都内で行われ、スポーツクライミングでパリ五輪代表に内定した女子の森秋彩(あい、20=茨城県連盟)が優秀選手として表彰された。

 昨年8月の世界選手権複合で3位となり五輪切符を手にした20歳は新成人の目標を聞かれ「スポーツ界にいるだけでは学べることは限られるので今後は社会にも出たい」。早速、ベーカリーショップでアルバイトを始めたことも明かし「好きなパンは塩パンとコッペパン」と笑った。

 筑波大ではスポーツ哲学の研究室に入り「人生の中でのスポーツの在り方やスポーツの諸問題を研究したい」と文武両道を貫く。五輪では「日々の練習に一生懸命取り組めば結果はおのずとついてくる」。視野を広げて大舞台に挑む。

 ≪世界ランク1位・安楽は「金獲る」≫昨年11月のパリ五輪アジア予選複合(ボルダーとリード)を制し五輪代表に内定した男子の安楽宙斗(そらと、17=千葉・八千代高)も優秀選手で表彰された。2種目でW杯年間総合王者に輝くなど飛躍を遂げた23年を「躍動が凄い一年」と総括した。ボルダー、リードともに世界ランク1位で五輪でもメダル候補。筋力、持久力アップに取り組んでおり「五輪に照準を合わせて金メダルを獲れたらいい」と力を込めた。

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