ハンドボール男子日本代表監督 メールで辞意表明 選手に動揺はなし

2024年02月09日 15:56

ハンドボール

ハンドボール男子日本代表監督 メールで辞意表明 選手に動揺はなし
男子日本代表のシグルドソン監督 Photo By スポニチ
 今夏のパリ五輪出場を決めているハンドボール男子日本代表のダグル・シグルドソン監督(50)が今月3日に突然辞意を表明したことが明らかになった件について、日本協会の清水茂樹事務局長が9日、電話取材に応じ、「先方から言い出した。協会としては寝耳に水だが、この状態でパリ五輪に行けない」として契約解除に応じる方針であることを明かした。今後、理事会の承認を経て、正式に退任が決定する。
 シグルドソン監督は1月にバーレーンで開催されたアジア選手権で指揮。大会中は退任の意向などは一切示されず、大会後に母国のアイスランドにそのまま帰国したという。辞意表明は2月3日にメールで田中俊行強化育成本部長に届いたといい、清水事務局長は「元々、17年に24年まで契約を結んでいた。こうなった以上は解除するしかない」と話した。

 すでに代表選手には田中本部長から連絡したというが、特段の動揺はないという。特に代表歴が長い選手ほど、「次の監督は誰になるんですか?」と後任が気にしている模様。次の代表活動は3月に国内合宿と海外遠征が予定されており、「監督は暫定になるかも知れないが、活動自体は計画通りに実施する」と話した。

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