19歳でラグビー日本代表候補合宿参加の石橋チューカ「めちゃくちゃ貴重な経験だった」

2024年02月09日 15:27

ラグビー

　ラグビーU20日本代表は9日、埼玉県熊谷市でリーグワン埼玉とのFW合同練習を実施。日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ（HC、64）も視察する中、同HCが27年W杯代表候補として注目するロックの石橋チューカ（19＝京産大）も参加し、セットプレーの実戦練習などに汗を流した。

　石橋は今月6、7日に実施された日本代表候補の福岡合宿に最年少選手の1人として参加。リーチ・マイケル（BL東京）、姫野和樹（トヨタ）と2人の主将経験者からはジャッカルやタックルの個人レッスンを受けるなど、英才教育を受けた。合宿最終日にはジョーンズHCから名指しで称えられるなど、今注目の大学生プレーヤーだ。

　この日はスクラムやラインアウトで埼玉の若手選手と激しく体を当てた石橋。福岡での代表合宿については改めて「めちゃくちゃ貴重な経験だった。リーチさんには1人でいる時に話しかけて、試合に向けてのマインドセットについて質問した」と目を輝かせながら振り返った。練習中にはジョーンズHCから声を掛けられる場面もあり、「スクラムの足の運びのことを指導してもらった」と感謝した。

　U20日本代表に再合流した6日夜には夕食とは別に、就寝前にも豚の生姜焼きを食べて、大久保直弥HCを「胃腸が丈夫なんでしょう。世界で戦うためには必要なこと」と感心させた石橋。現在の体重は97キロとまだまだ線が細く、「目標は110キロ。食べて体も大きくならないと」と肉体強化の目標を掲げた。