【女子セブンズ】2大会ぶり五輪出場目指す中村知春「吉田さんからパワー」憧れのバスケ女子代表に刺激

2024年02月09日 22:18

ラグビー

【女子セブンズ】2大会ぶり五輪出場目指す中村知春「吉田さんからパワー」憧れのバスケ女子代表に刺激
7人制ラグビー女子日本代表の合宿に参加し、パリ五輪への思いを語った中村知春 Photo By スポニチ
 今夏のパリ五輪に3大会連続出場を決めている7人制ラグビー女子日本代表が9日、埼玉県熊谷市で実施中の強化合宿を報道陣に公開。16年リオデジャネイロ五輪代表主将で、2大会ぶりの五輪出場を目指す中村知春(35=ナナイロプリズム福岡)は「キャリアを1年1年必死に生きていたら、この年になった。2年で代表を立て直し、五輪に出られたらボーナスだと思っているので、お世話になった方に感謝を伝える舞台にしたい」と抱負を述べた。
 抜群のリーダーシップで長年サクラセブンズをけん引してきた中村だが、21年東京五輪は前年12月の体制変更もあり、まさかの代表落選。チームも開催国でありながら5戦全敗の最下位に終わった。その後は一度は決めていた代表引退を撤回して復帰。昨年11月の五輪アジア予選では3大会連続の出場権獲得に大きく貢献しており、「行けるところまで行きたい」と話した。

 88年4月25日生まれの年女。刺激を受けているのは同い年のリーチ・マイケルや38歳の堀江翔太の他に、「吉田さんからパワーをもらっている」とバスケットボール女子日本代表で36歳の吉田亜沙美の名前を挙げた。法大時代までバスケット選手だった中村にとって、1学年上の吉田は雲の上の存在。「対戦したことはない。いつも試合を見てました」と現役再復帰でパリを目指す憧れの存在と同じ舞台に立つことが目標だ。

 16年リオ五輪までの主将時代はどんなに成績が伴わなくても「目標は金メダル。そこをぶらさずに行く」と繰り返していた中村だが、今季の国際サーキット大会ワールドシリーズでは3戦を終えて2桁順位続き。「5位とか3位に入らないと、五輪でもメダルはないと思っている。チームとしてワールドシリーズの結果が一番(求めるところ)」と厳しい現状も口にした。

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