【柔道】永山竜樹「探り合いになった」緊張感漂う五輪イヤーの国際合宿から帰国

2024年02月09日 23:27

柔道

【柔道】永山竜樹「探り合いになった」緊張感漂う五輪イヤーの国際合宿から帰国
パリでの国際合宿から帰国した永山竜樹 Photo By スポニチ
 柔道のグランドスラム(GS)パリ大会と、その後の国際合宿に参加していた男子60キロ級パリ五輪代表の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が9日、羽田空港に帰国。「同じ階級の選手、特に五輪代表だったり、なりそうな選手は探り合いになった。五輪イヤーということで、警戒されているのを感じた」と話した。
 パリ滞在期間中は東海大の先輩で73キロ級五輪代表の橋本壮市(パーク24)と同部屋に。時差ぼけもあって連日朝5時台に起床すると、連れ立って市内をジョギングしていたという。2人は共に東京五輪代表を逃した立場で、補欠として同じ行動を取ることが多かった。今回はそろって代表入りを果たし、「一緒にやってやろうぜという話しはしている」と健闘を誓い合っているという。

 その橋本も合宿を終え、「パリっていいなと思った。早く試合をしたいと感じた」とモチベーションが高まった様子。今後は3月の国際大会に出場し、そのまま五輪本番へ直行する予定で、「海外の選手も仕上げているのを感じた。自分も準備していきたい。バランス良く調整できれば」と話した。

 大会ではまさかの初戦敗退を喫し、その後の合宿にも参加した90キロ級代表の村尾三四郎(JESグループ)は「振り返ると試合への過程で足りないところがあった。何となく勝っていける気持ちは完全に消えたので、もう一度作り直す必要がある」と気持ちを引き締めていた。

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