やり投げ世界女王・北口榛花「外食でお腹壊していた」管理栄養士つけ“快腸”で五輪シーズンへ

2024年04月12日 17:51

陸上

やり投げ世界女王・北口榛花「外食でお腹壊していた」管理栄養士つけ“快腸”で五輪シーズンへ
チェコから帰国し会見を行った女子やり投げの北口榛花 Photo By スポニチ
 陸上女子やり投げで昨年の世界選手権女王の北口榛花(26=JAL)が12日、練習拠点の欧州から帰国し、シーズンインに向けて会見を行った。
 今月27日のダイヤモンドリーグ(DL)蘇州大会(中国)で今季初戦を迎え、国内で5月5日の水戸招待陸上(茨城)、19日のセイコーゴールデングランプリ(国立競技場)を経て、練習拠点のチェコに戻って試合を重ねる。「五輪まで何カ月かと言うより、シーズンインして多く試合に出ていくタイプ。試合に出ながら100%以上の出来でパリを迎えられたら良いなと思います」と語った。

 今年1月から拠点のチェコに日本人の管理栄養士を呼び、食事面でのサポートを受けた。「自炊や外食が多かった中でプロの方に作って頂いた。考えられた食事を摂れて体調も安定する。たまに外食でお腹を壊したりしていたので(笑い)。コンスタントに練習できる環境を整えていけている実感がある」と笑顔で効果を語った。

 セケラク・コーチが来日した際に日本とチェコの食事事情の違いを痛感し「ご飯もやれることあるならやった方がいい」と助言をもらった。チェコでは日本と油が違い、小麦料理が多く「日本のご飯の方がスポーツ選手に優しい。チェコの料理は重くて、毎回シチュー毎回カレー…。それで練習するのがきつい」と北口は説明。今後も「できる限り帯同してもらう予定」と明かした。

 既にパリ五輪出場権を獲得しているが、シーズン序盤を国内で過ごす。「たまたまDLが(欧州に)なくて…最初も中国なので日本から行った方が近い」と語り「日本のレベルが他の国より高くなっている」と腕試しとして国内大会を選択した意図を語った。

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