【御殿場巡業】熱海富士が豊昇龍と充実の三番稽古「指名してくださって光栄」地元ファン盛り上げた

2024年04月12日 07:58

相撲

【御殿場巡業】熱海富士が豊昇龍と充実の三番稽古「指名してくださって光栄」地元ファン盛り上げた
<春巡業御殿場場所>豊昇龍(左)と三番稽古を行う熱海富士(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲春巡業が11日、静岡県御殿場市で行われ、地元・静岡県出身の幕内・熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)が大いに盛り上げた。
 幕内力士の申し合いで遠藤(33=追手風部屋)や宇良(31=木瀬部屋)らと激しい稽古を繰り広げた後、大関・豊昇龍(24=立浪部屋)の指名を受けて連続で8番。「大関が指名してくださって光栄ですね。うれしかったです」。得意の右四つに組み合って積極的に攻める内容が目立ち、力強く寄り切る場面もあった。

 土俵下で見守る同部屋の横綱・照ノ富士(33)からは、差した右腕の使い方や左上手の取り方を指導された。「まだ全然できてないので、言われたことをできるようにしたいですね」。最後は高安(34=田子ノ浦部屋)の重い胸を借りてぶつかり稽古。何度も転がされて充実の汗を流した。

 稽古後は、同郷の兄弟子・翠富士(27=伊勢ケ浜部屋)とともにトークショーに出演。会場に訪れたファンの質問に答えながら、王鵬(24=大嶽部屋)も含めた3人の軽妙なやりとりを披露した。最近のマイブームを問われると、翠富士が「熱海富士の(永谷園の)CMを2時間ぐらいリピートして見ています」と回答。さらに王鵬から「やってもらえますか?」と“むちゃぶり”を受けた熱海富士は、土俵上でCMのシーンを再現して会場を盛り上げた。

 「歌がうまい人は誰?」という質問では、翠富士と王鵬が示し合わせたように「熱海富士ですね」と回答。一節歌ってもらう流れになりかけたが、司会者から「時間の関係で次の質問へ行きます」と言われてしまった熱海富士は「歌いたかったな」と苦笑いしつつ上機嫌だった。

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