大坂なおみ 1年7カ月ぶりの国内試合で快勝 サービスエース15本「氷のよう」なサーフェスも味方

2024年04月12日 17:12

テニス

大坂なおみ 1年7カ月ぶりの国内試合で快勝 サービスエース15本「氷のよう」なサーフェスも味方
大坂なおみ Photo By スポニチ
 【女子テニス国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯予選第1日 ( 2024年4月12日    東京・有明コロシアム )】 日本がカザフスタンと対戦し、第2試合に登場した世界ランキング193位の大坂なおみ(26=フリー)が世界50位のユリア・プチンツェワ(29)に6―2、7―6で勝利した。国別対抗戦出場は20年2月のスペイン戦以来。国内での試合は22年9月の東レ・パンパシフィック・オープン以来、約1年7カ月ぶりで「今までで1番素晴らしいと思えるぐらいの雰囲気でプレーできた。(日本の)みなさんの前でプレーすることができてうれしい」と笑顔を見せた。
 第1セットは第5ゲームを15―40からキープして流れをつかんだ。第6ゲームで先にブレークに成功すると、第8ゲームでも相手サービスを攻略した。第2セットはタイブレークの末にものにして、ストレート勝ち。

 試合を通して15本のサービスエースをたたき込んだ。プチンツェワは「なおみのサーブはとても素晴らしかった。速いサーフェスで彼女のサーブが武器になった」と脱帽。有明のハードコートを「今まで経験した中で最も速いサーフェスの一つで、まるで氷のようだった」と表現した。

 第1試合は世界79位の日比野菜緒(29=ブラス)が世界939位のアンナ・ダニリナ(28)に6―1、6―0で快勝。第1日を2勝で終えた。13日は日比野―プチンツェワ戦、大坂―ダニリナ戦、青山修子、柴原瑛菜組―アンナ・ダニエラ、ジベク・クランバエワ組戦を予定。3戦先勝方式で、勝てば11月の決勝大会に進み、負ければ同時期に開催されるプレーオフに回る。

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