元若乃花 曙さん死去で沈痛「ライバルであり友であり、苦楽を共にした仲間」ハワイの木の下で会う約束も

2024年04月12日 04:20

相撲

元若乃花 曙さん死去で沈痛「ライバルであり友であり、苦楽を共にした仲間」ハワイの木の下で会う約束も
1993年5月、夏場所で曙を寄り倒しで破り、3度目の優勝を決めた大関・貴ノ花(左)。右は顔を傷つけられたまま控えから引き揚げる若ノ花 Photo By スポニチ
 大相撲で史上初の外国出身横綱となり、格闘家としても活動した元横綱・曙の曙太郎(あけぼの・たろう、旧名チャド・ローウェン)さんが4月上旬に心不全のため東京都内の病院で死去した。54歳だった。
 元3代目若乃花の花田虎上(まさる)氏は自身のブログに「ライバルであり友であり、苦楽を共にした仲間が旅立ちました。突然のことに送り出す言葉が全く見つかりません」と心境をつづった。

 曙さんとは、ハワイの木の下で同期の仲間みんなと会う約束をしていたそうで、「ハワイの木の下でまた会おうね。会いに行くね」と呼びかけた。

 先に現役引退した同氏は00年12月に、曙さんも03年11月に日本相撲協会を退職。「お互い協会から離れて頑張ってきたけれど、離れていてもいつも心にいました」と沈痛な思いを記した。

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