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東京五輪金メダリスト・高藤直寿 2回戦敗退の阿部詩に「東京からよくここまで戦ってくれた」とエール

2024年07月28日 21:46

柔道

東京五輪金メダリスト・高藤直寿 2回戦敗退の阿部詩に「東京からよくここまで戦ってくれた」とエール
衝撃の一本負けに号泣しながら関係者と退場する阿部詩(ロイター)
 女子52キロ級の阿部詩(24、パーク24)が28日、2回戦で世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワ(26=ウズベキスタン)にまさかの敗戦。これを受け、同日、東京オリンピック柔道男子60キロ級金メダリストの高藤直寿(31)がX(旧ツイッター)でコメントした。
 初戦で長野出身のカナダ代表・出口ケリーを開始57秒、完璧な大外刈り一本で下した詩だったが、2回戦で開始2分すぎに内股で技ありを奪い、試合を有利に進めていたものの、3分すぎに谷落としを浴び、まさかの一本負け。その瞬間、畳に突っ伏し号泣した。

 史上初の兄妹同日五輪連覇の期待を背に乗り込んだパリ。兄の一二三が大会初戦となる2回戦を控えている中で世界1位に屈した。開始2分すぎに内股で技ありを奪い有利に試合を進めていたが、3分4秒に谷落としを浴び、まさかの一本負け。その瞬間、畳に突っ伏し号泣。畳を降りても会場に響き渡るほど泣き叫ぶ詩に、会場から「ウタコール」が送られた。

 これを受け高藤は「絶対なんて絶対にない。東京からよくここまで戦ってくれた」と投稿し、詩をねぎらった。
 

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