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喫煙飲酒でエース辞退の体操女子 暫定4位で予選終了 牛奥「試合があっという間だった」

2024年07月28日 23:12

体操

喫煙飲酒でエース辞退の体操女子 暫定4位で予選終了 牛奥「試合があっという間だった」
日本の岸の演技(AP) Photo By AP
 【パリ五輪第3日 体操女子予選 ( 2024年7月28日    ベルシー・アリーナ )】 体操女子の予選が行われ、3班の日本は4種目合計162・196点で暫定4位だった。エースで主将の宮田笙子(順大)が喫煙&飲酒で代表辞退となる異例の状況の中で、跳馬のスペシャリスト牛奥小羽(日体大)を含め4人が大過失なく演じ切った。
 平均年齢17・5歳の若いメンバーでエース格の岸里奈(戸田市SC)が跳馬で14・033点、床運動で13.600点を出すなどけん引。平均台では岡村真(相好ク)が13・633点、中村遙香(なんばク)が13・600点。牛奥は跳馬で13・866点を出して上積みした。

 最後の跳馬が終わると、笑顔で抱擁し合った日本チーム。女子団体総合で決勝に残るのは上位8チームで、この後、4、5班が行われる。

 ▼岸 こんなにいい試合をしたのは初めてというぐらい、いい試合ができたので凄いうれしかった。(最初の段違い平行棒で順番ミス)そういうミスはあったけど、落ち着いてできたのはよかった(跳馬)着地が止まった瞬間、うれしさがこみあげてきてホッとした。

 ▼中村 最初に会場入った時は結構緊張したけど、種目が進むにつれてどんどん緊張も解けていった(段違い平行棒)ギリギリだったけど、最後まで通せてよかった(4人で)みんなの声掛けが凄く良くて、楽しい雰囲気でできて、結果もよかったのでは。(決勝へ)みんなで力を合わせて0・1点でも点数を拾えたらいい。

 ▼岡村 凄いたくさんお客がいて(会場に)入った時はゾワッとした。演技自体は全部よかったわけじゃないけど、ミスがなかったのでとりあえずよかった。(持ち味の美しさ)出せたと思います。(4人で声がけ)段違い平行棒から始まって流れも良かったので、最終種目に行くに連れてみんな気持ちが高まった。

 ▼牛奥 4種目になったけど、いつもの試合と同じようにやればできる自信もあったので、4種目で流れをつくってできたのはよかった。(4人のチーム)全員が初出場で、五輪という舞台は緊張すると思うけど、落ち着いてやれば大丈夫と声をかけあってた。いつもの試合は緊張して試合が長く感じる時があるが、きょうは4種目目へ行くときに”早いね”と、あっという間だった。楽しく演技できたのも結果につながったと思う。

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