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柔道女子70キロ級・新添左季が初戦突破 3月に敗れたマトニヤゾワに一本勝ちで雪辱

2024年07月31日 18:22

柔道

柔道女子70キロ級・新添左季が初戦突破 3月に敗れたマトニヤゾワに一本勝ちで雪辱
<パリ五輪 柔道>女子70キロ級、2回戦を突破する新添左季(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【パリ五輪第6日 柔道 ( 2024年7月31日    シャンドマルス・アリーナ )】 女子70キロ級の新添左季(28=自衛隊)が31日、初戦の2回戦でグルノザ・マトニヤゾワ(29=ウズベキスタン)にけさ固めで一本勝ちし、準々決勝進出を決めた。
 新添は今年3月のGSタシケント大会準決勝でマトニヤゾワに敗れていた。その敗戦を機に「利く技、利かない技」を選別し、「利く技」を徹底的に練習。五輪前最後の実戦だった4月のアジア選手権ではオール一本勝ちし、順調な仕上がりを示していた。

 天理高時代は「五輪に出られると想像もしていなかった」が、女子の名門・山梨学院大に進んでから才能が開花した。自衛隊入隊後も着実に力を付け、2度目の挑戦だった昨年の世界選手権で初優勝。阿部兄妹らとともに最速でパリ五輪代表に内定していた。

 ◇新添 左季(にいぞえ・さき)1996年(平8)7月4日生まれ、奈良県橿原市出身の28歳。6歳で柔道を始める。天理中―天理高―山梨学院大―自衛隊。女子70キロ級で世界選手権は22年タシケント大会3位、23年ドーハ大会優勝。1メートル70、左組みで得意技は内股。

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