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水谷隼氏「1日でスペアラケットに慣れるのは難しい」ラケット折られた卓球世界1位が2回戦敗退

2024年07月31日 18:11

卓球

水谷隼氏「1日でスペアラケットに慣れるのは難しい」ラケット折られた卓球世界1位が2回戦敗退
男子シングルス2回戦に臨んだ王楚欽(ロイター)
 【パリ五輪第6日 卓球 ( 2024年7月31日    パリ南アリーナ )】 男子シングルスで世界ランク1位の王楚欽(中国)が世界26位・モーレゴード(スウェーデン)との2回戦で敗れた。
 世界のトップランカーは、まさかのアクシデントに見舞われていた。前日(30日)の混合ダブルス決勝。孫穎莎と組んで北朝鮮ペアを下して金メダルを獲得したが、競技後、自身のラケットが折られていた。

 中国メディアなどによると、金メダルを獲得した中国の2人の写真を撮影しようと殺到したカメラマンによって折られたという。

 やはりプレーへの影響は大きかった。第1ゲームに続いて、第2ゲームも落とし、厳しい状況に陥った。第3、4ゲームを奪って2―2のタイとしたものの、高く上がったチャンスボールをミスするシーンも。最後まで流れに乗り切れず、失意の表情を浮かべてコートを去った。

 21年東京五輪で混合ダブルス金メダルの水谷隼氏は試合後に自身のXを更新。「昨日ラケット折られた王負けた。気持ちも混合ダブルスに比べたら入ってなかった…。1日でスペアラケットに慣れるのは難しい」とした上で、「モーレゴードのプレーも素晴らしかった。スウェーデン復活!!」と勝者を称えていた。

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