【20世紀センバツ 早春の衝撃】File1 昭和の怪物が聖地に出現した日

2021年03月19日 12:07

野球

【20世紀センバツ 早春の衝撃】File1 昭和の怪物が聖地に出現した日
江川卓 Photo By スポニチ
 バットにかすっただけで――。高校球児の聖地に衝撃が走ったのは1973年(昭48)3月27日、第45回選抜高校野球大会初日、開会式直後の第1試合だった。作新学院(栃木)のエース、江川卓は出場30校中最高のチーム打率・336を誇る優勝候補の北陽(大阪、現関大北陽)を相手に「怪物」のベールを脱いだ。打者の手元で浮き上がる快速球。振っても振ってもバットは空を切る。初回3者三振。初めてバットに当てたのは2回1死から。5番打者だった。
 この試合23球目。振り遅れのファウルでスタンドがドッと沸いた。驚がくの甲子園デビュー。江川氏自身の証言を織り込みながら振り返る。

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