プロ野球今季延長なし 1都3県17時45分開始検討へ コロナ感染拡大防止へ時短要請段階的緩和に対応

2021年03月19日 05:30

野球

 日本野球機構(NPB)と12球団は18日、臨時の実行委員会を開き、営業時間短縮要請の段階的な緩和に対応するため、今季は延長戦を行わず9回打ち切りとし、制限地域のナイター開始時間を6時よりも早める方針を固めた。巨人、ヤクルト、DeNA、ロッテ、西武が本拠を置く首都圏4都県では午後5時45分開始を軸に、15~30分程度の前倒しで調整される見通しだ。
 首都圏への緊急事態宣言は21日の解除が決まったが、現在午後8時までの飲食店などへの時短要請は、午後9時までに1時間繰り下げて段階的に緩和される。先に宣言解除されたオリックス、阪神の本拠地の大阪府、西宮市も同様。従来の午後6時開始のナイターは、午後9時以降まで続くケースが多く、9時前までの終了を目指す。

 昨季は延長を10回までに短縮したが、平均試合時間は3時間16分。9回で終了した試合では3時間13分だった。9回打ち切りは、一試合の価値や記録の公平性の観点から、制限外地域を含めて12球団で統一する。昨季の延長戦は30試合で、引き分けは20試合だった。

 時短要請が出ていない地域では、午後6時に開始できる。現時点で日本ハムの北海道、楽天の宮城県には制限がなく、広島県とソフトバンクの福岡県は21日で時短要請が解除の見通し。中日の本拠地・名古屋市は、22日から時短要請が午後10時までに延びる。

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