“運命の3・21”広島・堂林 開幕1軍へ一発勝負!最終戦のプレーチェックで佐々岡監督が決断

2021年03月19日 05:30

野球

“運命の3・21”広島・堂林 開幕1軍へ一発勝負!最終戦のプレーチェックで佐々岡監督が決断
笑顔でティー打撃する堂林(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 広島・堂林翔太内野手(29)が21日のソフトバンク戦(マツダ)で開幕1軍入りへ「一発テスト」を課されることが18日、決まった。佐々岡監督が出場を前提に最終判断する意向を明かした。コンディション不良で13日の日本ハム戦から欠場を続け、きょう19日からの福岡の同2連戦にも同行しないことが決定。この日は6日ぶりに姿を見せ、別メニュー調整した。
 堂林は「話せないので…」と自身の状態に言及はしなかったが、回復に向かっていることは間違いない。公の場に姿を見せたのは、12日以来、6日ぶり。本拠での指名練習には参加せず別メニューで調整した。全力に近い強度で50メートルダッシュを繰り返し、ノックは回避したが、キャッチボールを追加した。ティー打撃は力強く、19日にも本格的な打撃練習を再開する見込みで、動きに不安は見られなかった。

 コンディション不良により13日の試合前練習から別メニュー調整が続く。16日西武戦、17日ヤクルト戦の関東遠征にも同行せず本拠地に残った。この日、グラウンド上で会談した佐々岡監督は「2日間はこっちに残って、3日目に見て判断する」と説明。19、20日にペイペイドームで行われるソフトバンク戦には出場せず、マツダスタジアムに戻る21日の最終戦で出場の可否を見極める方針となった。

 このラストゲームが開幕1軍入りに向けた「一発テスト」の舞台となる。河田ヘッドコーチは「試合に出てないんだから(21日の出場を)見送ったらほぼほぼ2軍。日曜に出場したからと言っても(開幕1軍が)決定ではない。プレーを見て担当コーチ、監督との話し合いになる」と見通しを明かした。開幕1軍には「21日同戦で復帰する」「無事をアピールする」の2点をクリアすることが最低限、必要となった。

 直近4試合の三塁先発はクロンが3試合でメヒアが1試合。堂林不在なら守備面で不安が残る布陣を敷くことになる。河田ヘッドは「シーズンは長いから無理はさせられない。だけど俺の目から見て堂林が必要という気がする」と期待を隠さない。開幕ダッシュには堂林の力が欠かせない。 (河合 洋介)

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