大谷翔平 3年連続30号、衝撃の自己&今季メジャー最長150メートル特大弾も…エンゼルス3連敗

2023年07月01日 13:28

野球

大谷翔平 3年連続30号、衝撃の自己&今季メジャー最長150メートル特大弾も…エンゼルス3連敗
<エンゼルス・ダイヤモンドバックス>初回、トラウトの安打で2塁に進む大谷(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス2ー6ダイヤモンドバックス ( 2023年6月30日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は30日(日本時間1日)、本拠地アナハイムで行われたナ・リーグ西地区首位のダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。6回の第3打席で2戦連発&3年連続となる30号本塁打を放つなど2打数1安打1打点をマークした。一方、チームは2-6で敗れ、3連敗を喫した。
 相手先発は初対戦となった左腕・ヘンリー。第1打席は四球、第2打席は一ゴロだった。

 5点を追う6回、先頭で迎えた第3打席。2球目の真ん中に来たスライダーを完璧にとらえて右翼席に運んだ。飛距離は自己最長で、今季メジャー最長の493フィート(約150・3メートル)、打球速度115・1マイル(185・2キロ)、角度は29度だった。大谷は昨年8月31日(日本時間1日)のヤンキース戦で日本選手初の2年連続30号に到達。この日の30号で3年連続の到達となり、記録的な6月を締めくくった。

 さらに5点を追う8回の第4打席。先頭で、4番手左腕・チェフィンと対戦し、追い込まれながらもきわどいボールをうまく見極めて四球で出塁した。続くトラウトは一塁へのゴロかと思われたが、大谷は猛然と二塁へスライディング。慌てた相手野手の二塁送球がそれ、敵失となって一、三塁とチャンスを広げた。レンドンは併殺打に倒れたが、その間に大谷は2点目のホームを踏んだ。

 6月で15発に到達し、日本選手最多、球団最多記録を更新。また、ア・リーグではベーブ・ルース(1930年・ヤンキース)、ボブ・ジョンソン(1934年・アスレチックス)、ロジャー・マリス(1961年・ヤンキース)に次いで史上4人目となった。

 本塁打では、両リーグ通じて30号一番乗り。ナ・リーグのブレーブス・オルソンがこの日2発を放って大谷に1本差と迫る猛追ぶりを見せたが、寄せ付けずにトップを独走。ア・リーグでは次点のホワイトソックス・ロベルトに7本差をつけた。

 これで打率・310、打点はオルソンと並んでメジャートップ、ア・リーグでは単独トップの67とした。

 試合は先発のキャニングが2回、3番・グリエルに満塁弾を浴びるなど2回までに5失点。3回以降は立ち直ったが、打線は4番・レンドン、5番・ムスタカス以降の打順が無安打とつながりに欠いた。2得点は全て大谷がマークする結果となった。

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