【阪神・岡田監督語録】「(ノイジー)家族が来た時、3割打ってたやんか。それなら今日打つやんか」

2023年07月01日 17:59

野球

【阪神・岡田監督語録】「(ノイジー)家族が来た時、3割打ってたやんか。それなら今日打つやんか」
<巨・神>試合に勝利した岡田監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神3ー0巨人 ( 2023年7月1日    東京D )】 阪神は巨人に競り勝った。7回無失点の伊藤将は昨年から巨人戦5戦5勝。岡田監督は、「伊藤将に勝利を」を合言葉にして戦っていたことを明かした。左腕は直近5試合、白星がなかった。
 <テレビ・インタビュー>

 ―しびれるゲームをモノにした。
 「そうですね。そういう意味でも9回の2点は大きかったですね、やっぱりね」

 ―ノイジーのタイムリーで岡田監督が喜び爆発させていた。
 「いやいや、もう。2点と言わずに、あと1点ね。まあこの球場だし、昨日みたいなこともあるんで。だから、とにかくもう1点というのでね。堅くバントもいって、うまく先頭で中野も出てね。良かったですね」

 ―チーム初安打が大山の1発だった。
 「今年初めて菅野投手と対戦して、思ったよりもすごくボールも切れていたし、なかなかヒットが出そうな感じじゃなかったんで、あのホームランが大きかったですね」

 ―大山は6年連続2桁アーチ。球団生え抜きでは岡田監督の12年連続以来。
 「ああそうですか。いやいやまだまだ続くでしょう。それは」

 ―4番に据えた大山の活躍について。
 「いや、まあやっぱり打点という部分でね。本人もすごく意識していると思うし、今年は本当にいい打席というか、タイムリーも多いし。打点王にこだわって、そういうタイトルを争ってほしいですね」

 ―伊藤将が久々に勝った。
 「前回も2点で援護点なかったし、その前も(救援陣が)ちょっと9回にやられた部分あったんで。今日は何とか伊藤に勝たしてやろうと。これはもう、今日の野手ミーティングの時でも、“今日は点を取ってやる”と言っていたんですけど。なかなか点を取れなかったけど、伊藤も我慢強く投げていたと思いますね」

 ―8回の打席での交代は?
 「いやもう流れに逆らわないようにしようとね、ピッチングコーチとね。(打席が)回ってこなかったら、もう1イニングいっていたかも分からないけど、回ってくる打順で。流れに沿って変えましたね」

 ―72試合目でシーズン折り返しになった。
 「うん、まあ選手たちには、“オールスターまでは何とか貯金を減らさずに頑張ろう”ということを言っているんですけど。まだ、ベストなメンバーがそろっていないんで、オールスター明けを目指して、それまでは今いてる選手で何とか一つでも貯金増やしていきたいと思っています」

 <ペン取材>
 ―継投のところは流れに沿う方がいいと判断。
 「そうそうそう。打順が回ってこなかったらいってたかもわからんとは安藤(投手コーチ)には言っただけどね。なあ。まあ、打順が回ってくるし、(走者が)出たらバントのケースだし。まあ、出なかったからミエちゃんいったんやけど。それは、まあ流れやからね。流れに逆らわないように。勝ってるんだからね」

 ―これまでの監督経験がそうさせたか。
 「いやいや、まあどうかなあ。まあ、その時の状況というか。あんまりいらんことをしたらダメやろ。やっぱり。1―0できているわけやから。それに逆らわないでね」

 ―その流れに乗って伊藤が久々に勝てたのは大きい
 「大きい大きい、それは。2回ぐらい勝てなかったから。前回も打線がゼロやったしね、2点に抑えてんのにDeNA(戦)もね。なんとか今日は」

 ―岩貞がいい投球をした。
 「いや、ずっと。まあ今は岩貞と岩崎の2人ね。確定しているのはこの2イニングだけど、7回までリードしていれば、なんとかうまく逃げ切れる形はあるから」

 ―大山は安定している。
 「打率が物語っているんじゃないんかな。今までよりもけっこう高い打率で来ていると思うし。確実性やな。打率いうのはな。悪いといっても周期が短いよね。でもやっぱりずっと4番だから、みんなもそこに回そうっていうかな、チャンスも来るし、打点を見てもね、だから多いっていうかな、結果出してる証拠だよな」

 ―ノイジーに当たりが戻ってした気配がある。
 「昨日家族来たやんか。こないだ家族が来た時、3割打ってたやんか。それなら今日打つやんか」

 ―今日で72試合目で半分。
 「まずはオールスターやで。そこで区切りやん」

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