巨人・原監督「なかなか0点ではね」 北村拓の併殺打に渋面「悔いのない打席を迎えたか」

2023年07月01日 17:18

野球

巨人・原監督「なかなか0点ではね」 北村拓の併殺打に渋面「悔いのない打席を迎えたか」
<巨・神>5回、試合を見守る原監督)右((撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―3阪神 ( 2023年7月1日    東京D )】 巨人は打線が“天敵”伊藤将にまたしても無得点に終わり、今季7度目の零敗。貯金が1に減った。
 今季3度目の先発マウンドに上がった菅野が7回2安打1失点と好投。菅野の失点は4回、大山に浴びた10号ソロだけだったが、打線が伊藤将、岩貞、岩崎の継投に4安打無得点に抑えられた。伊藤将は昨季から巨人戦5連勝で、今季は2試合16イニング連続無失点とGキラーぶりを発揮した。

 試合後、原辰徳監督(64)はまず菅野について「まあまあ手応えを感じていると思います。良かったと思います」としたうえで打線について「なかなか0点ではね」とコメント。

 0―1で迎えた5回には先頭・中田翔が四球で出塁したあと、続く北村拓が2ボール1ストライクから二塁手の正面へ併殺打。原監督はベンチで苦笑いまじりの渋い表情を浮かべた。

 この場面について「彼にあまりそこを背負わせてしまうとね」としつつも「でも、なんていうかな、本人のなかで悔いのない打席を迎えたか、戦ったかどうか。それは本人のみぞ知るとね。2―1カウントというところを本人はどう考えていたか。1本がやっぱり、なかなか出なかった。0点ではなかなかね」と苦言も呈した。

 また、0―1で迎えた9回には11試合連続無失点中だった3番手右腕・菊地がついに失点。「いい場面で非常に成長株ですから。まあ、1点は取られましたけどね、何かまた得たところはあると思いますよ」と前向きに話していた。

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