USAトゥディ紙の指摘 パドレスは他球団とのソトのトレード話に耳を傾けるべき、そうでなければ怠慢

2023年07月03日 05:59

野球

USAトゥディ紙の指摘 パドレスは他球団とのソトのトレード話に耳を傾けるべき、そうでなければ怠慢
長打力が売りのパドレス・ソト(AP) Photo By AP
 大型補強でシーズン前は優勝候補に挙げられていたパドレスだが、ここまで38勝46敗で地区4位。USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が、MLB球団の複数の重役たちが「パドレスはフアン・ソト(24)のトレードについて、他球団の話に耳を傾けるべき。そうしないならば愚かなことだ」と言っていると、2日(日本時間3日)に報じている。
 パドレスは現時点ではソトのトレードについて検討していないし、出す考えもないとのこと。しかしながら、ソトは24年シーズン後はフリーエージェントの資格を得るし、24年は調停権のある最後のシーズンゆえ、年俸は3千万ドル近い高額になる。

 そしてソトとスコット・ボラス代理人は、FA前に契約延長に応じる構えは全くない。ナイチンゲール記者は「にもかかわらずトレードの話を聞こうとしないなんて、球団としては怠慢だと思う」と厳しく指摘している。

 パドレスは1年前に彼らがナショナルズに差し出したほどの若手有望株は得られないだろう。しかしながらかなりの部分は取り返すことができる。24年のサラリー総額は引き下がり、ファームに人材を仕入れ直すことができる。その上、このオフに大谷翔平獲得競争に参戦するのに、より資金面でフレキシブルな状態になる。

 この夏のトレードデッドラインでは、他にも元サイヤング賞投手のブレイク・スネル、オールスターのクローザー、ジョシュ・ヘイダーらにトレードの可能性がある。今季が終われば2人ともフリーエージェントの資格を得るからだ。もしパドレスが選手を売る立場に立つなら、2019年以来初めてである。

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